体を鍛える上で、筋トレと有酸素運動は重要です。
では、筋トレと有酸素運動のどちらを先にやるべきでしょうか。
答えは、「目的別に順番が異なる」です。
今回の記事では、
☑ 筋トレと有酸素運動をする順番でどのように効果が違うのか
について、解説しています。
自分の目的に合った方法でトレーニングを行っていきましょう。
脂肪燃焼効果を狙う場合
それぞれのパターンに合わせて具体的に解説していきます。
筋肉を付けながら脂肪を減らしたい

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このような方には、筋トレ→有酸素運動の順でトレーニングすることをおすすめします。
最初に筋トレをしておく事で、アドレナリン、成長ホルモンなどが分泌されます。
これらは、基礎代謝の向上や脂肪を分解する働きがあり、脂肪を燃焼させることができます。
ですので、筋トレ後は痩せやすい状態になっています。
また、筋トレで筋肉を付けておくと、基礎代謝が向上し、自然に痩せやすい体質へと変化していきます。
スリムになるために、脂肪を減らしたい

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このような方にも、筋トレ→有酸素運動の順でトレーニングすることをおすすめします。
痩せたいだけという方でも筋トレやるべきです。
有酸素運動だけでは、基礎代謝が落ち、痩せにくくなってしまいます。
ランニングやウォーキングなどの有酸素運動は、体を一定時間動かすことでカロリーが消費されますが、それと同時に筋肉までもが減少していきます。
有酸素運動だけだと運動エネルギーを賄うために筋肉がエネルギーに分解されるからです。
筋肉量が減る=基礎代謝の低下となりますので、注意が必要です。
脂肪燃焼メインで狙うのであれば、筋トレよりも有酸素運動の時間を長めに取る事も良いでしょう。
脂肪燃焼を狙う場合のポイントは、基礎代謝の向上です。
基礎代謝を上げるためには、ある程度の筋肉量が必要です。
効率良く痩せたいのであれば筋トレ→有酸素運動の順でトレーニングを行いましょう。
筋肥大だけを狙う場合

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筋肥大だけを狙うのであれば、筋トレだけで良いといえます。
なぜなら有酸素運動は、筋肉のタンパク質を分解する作用があるためです。
筋トレで集中的に筋肥大を狙うために、筋肉の分解を避け、高強度のトレーニングを行いましょう。
心肺機能の向上を狙う場合

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心肺機能の向上を狙うのであれば、有酸素運動→筋トレの順でトレーニングしましょう。
筋トレで心肺機能をある程度疲労させ、有酸素運動で負荷をさらに上げていくと良いです。
しかし、先に行う筋トレの強度を高くしすぎると、十分な有酸素運動を行えなくなるので、やりすぎには注意しましょう。
まとめ
筋トレと有酸素運動の順で効果が違います。
今まで自分の思うような効果が出なかった場合は、一度トレーニングをみなおしてみてはいかかでしょうか。