筋トレの中でも、ベンチプレス、デッドリフトと同様に、BIG3と呼ばれるスクワット。
ダイエットや体の引き締め、筋トレ目的で行われる王道のトレーニングです。
今回は、
☑ スクワットによって得られるメリットについて解説しています。
スクワットについてよく理解し、積極的に取り組めば、あなたの理想へと近づけるはずです。
スクワットの効果
スクワットをすることで、様々な効果が期待できます。
詳しく解説していきます。
脂肪燃焼効果

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スクワットの消費カロリーは腹筋の100回分に相当するといわれています。
ですので、少ない回数でも相当のカロリーを消費することができます。
また、下半身には脚やお尻など、全身の70%を占める大きな筋肉が集まっており、鍛えることで筋肉量を増やすことができます。
筋肉量が増えると、基礎代謝も大幅に向上し、痩せやすい体質へと変化していきます。
スクワットは下半身をメインで鍛える種目だと思いがちですが、実はそうではありません。
背中や腕、腹筋など、全身の筋肉を鍛えることができます。
スクワットを行う際は、全身の筋力トレーニングであると意識しましょう。
足が細く長く見える

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スクワットを行うことで足痩せ効果・ヒップアップ効果が期待でき、スタイルが良くなります。
女性の方は、「スクワットをすると、脚が太くなりそう」と敬遠しがちです。
しかし、十分に追い込むトレーニングをしないと脚は太くなりません。
適度なトレーニングであれば、余分な脂肪が落ち、足全体が引き締まります。
脚の血行も良くなり、むくみや冷え性、凝りといった症状も改善することができます。
特に、太ももを細くしたい方や、ふくらはぎを細くしたい方にはおすすめです。
また、スクワットは大殿筋や中殿筋といったお尻周りの筋肉を鍛え、引き締める効果があります。
足を細くし、綺麗なヒップラインをつくることで、スタイルの良い体にすることができます。
姿勢の改善

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スクワットを行うことで、姿勢の改善が可能です。
姿勢が悪い原因の1つとして、大殿筋というお尻の筋肉が弱い場合があります。
その影響で骨盤が倒れてしまうため、猫背になってしまいます。
大殿筋を鍛えることで、骨盤の向きを矯正し、猫背の改善につながります。
また、脊柱起立筋という腰の筋肉が鍛えられ綺麗な姿勢を保つことが可能になります。
姿勢が悪いと、うまく全身の筋肉を使えず、腰痛を引き起こします。
スクワットで姿勢改善をすることで、痩せる体質づくりにもつながります。
心肺機能の向上
スクワットを行うことで、心肺機能を向上させる効果があります。
下半身をメインに鍛える種目という認識が一般的でしたが、近年ではジョギング以上に心肺機能を向上させるとができるということが分かっています。
スクワットは、全身を使い上下運動を繰り返しますが、その時に心肺機能への負荷も大きくなります。
効果が出るのはいつから?
個人差はありますが、正しいフォームで継続的に行えば早くて1週間で体に変化が表れます。
大きな筋肉を鍛えることで基礎代謝を大幅に向上させることができるため、短期間のトレーニングでも結果が出ます。
継続させるためにも、無理なペースで行わず、自分が継続できる回数をこなしていきましょう。
おすすめのトレーニング法

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初心者の方にお勧めのトレーニング方法があります。
それは、スクワットチャレンジです。
スクワットチャレンジとは、その名の通り、30日間スクワットを続けるトレーニングのことです。
海外で流行ったトレーニング法が日本に広まってきました。
多くの人がスクワットチャレンジをSNSに投稿し、驚きの変化を遂げいています。
スクワットチャレンジのルールとして、30日間設定した回数をこなすだけです。
内容としては、初日に50回、2日目に55回と、徐々に回数を上げていき、30日目には250回行います。
今までスクワットをしたことがない方でも、気軽に挑戦できるトレーニング法です。
まとめ
スクワットの効果について解説しました。
スクワットは、場所を選ばず気軽に行えるトレーニングです。
さらに、下半身の大きな筋肉を鍛えることができ様々なメリットがあります。
運動が苦手な方でも、継続していくことで変わることができます。
短い時間で行うことができますので、積極的にトレーニングしていきましょう!